コラム
2023.10.30

家庭内事故に気をつけて!!ヒートショック対策をはじめよう。

ここ数年間、毎年およそ1万3千人もの人が家庭内の事故で亡くなっています。これは交通事故で亡くなる人の、なんと約4倍!身近な場所にもキケンが潜んでいるのです。

家庭内の事故でもっとも多い「不慮の溺死・溺水」は、65歳以上の人が約9割を占めています。主な要因はヒートショック。急激な温度変化によって脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす現象です。冬はお風呂が楽しみですが、温かい部屋から冷えた脱衣所、浴室、そして、熱い浴槽へ、急激な温度変化を繰り返すことで引き起こしやすくなるので、できるだけ温度差を小さくするように心がけましょう。

日本では昔から、夏の湿気対策を基本に住宅が建てられてきました。その構造上、築40年以上の住宅は特に、冬に温度差が出やすいので、暖房器具を使うだけでなく断熱性を高めることもポイント。外気が入りやすいドアや窓など、断熱リフォームがヒートショック予防につながります。

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