コラム

トイレリフォーム

鈴木 元一朗(グランドコンパス)
トイレリフォームイメージ画像

 トイレが寒い、立ち眩み、手すりがないと立ちあがるのが一苦労といった健康不安。
 床の黄ばみが取れなくなってきている、壁紙が剥がれ始めているなどの衛生面や外観上の問題。

 トイレのタンクからの水が流れなくなったことがある、水がちょろちょろ出ている。大きな故障になる前にと。リフォームのきっかけはいくつか起きているがなかなか重い腰が上がらないのではないでしょうか?

 最新のトイレ事情で人気なのはタンクレストイレ。大きく3つの特徴がある。1つ目はなんといっても省スペース。タンクが無いだけ奥行きがなく、その分室内が広く演出できる。2つ目は凸凹が少なくなるので掃除がしやすい。3つ目は使用する水の量が少なくて汚物を流すように水流や圧、形状を工夫しているので断然節水力が向上します。

 機種によって異なりますが、年間1万5千円程度の節水が可能としているメーカーが多いです。さらに便座の保温やシャワー温度を節電機能により年間5千円程度節電につながるとしていますので、年間約2万円の節約が期待できます。10~15年分でリフォーム代金が回収できる可能性があります。

 反対に気をつけなくてはいけない点があります。手洗いがありませんので手洗い器を設けなくてはいけません。洗浄便座と一体型のために便座のみ交換ができない。少量の水で流す工夫をしていますが、その分詰まる可能性が高いのは否めないでしょう。また電力を使って水を流す仕組みが多いので、停電時は通常通りには水を流せません。電池式の停電時排水ボタン式、ハンドル式のメーカーごと緊急時対応方法がある。熟知しておくか取り扱説明書をすぐに用意できないと慌ててしまいます。(バケツで水を流すことは可能です)

 トイレリフォームの失敗事例としては、ホテルやレストランなどの綺麗なトイレにあこがれて我が家でも採用してみたら、掃除しにくい壁や床材にしてしまったり、洗浄剤を安易に使えない素材だったとか。間接照明で暗すぎる。手洗い器の設置で狭くなったり、立ち上がり時に邪魔になったり。スマホの充電ができるようにコンセントを設ければ良かった。小物や掃除備品収納を設ければ良かった。手すりの位置が高すぎる。

 是非ショールームで実際の空間体験と設備見学をしてみましょう。見学するだけでも楽しいですよ。