コラム

寒い冬には欠かせない給湯器 ガスだけではありません

株式会社Flap 矢島マコト
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熱源別ではガス圧勝、石油(灯油)、電気ほぼ同等
 ガス給湯器市場は、年間100万台以上。電気のエコキュートが約40万台/年。石油が約40万台/年。 給湯器と言えばガスが一般的です。「オール電化」のうたい文句で2001年に登場したエコキュートでしたが、東日本大震災の影響で需要が落ちました。ハイブリッド給湯器として期待されたエネファームは僅かながら伸びていますが、エコウィルは補助金終了とともに殆ど採用されなくなりました。

3ガス給湯器は 種類も豊富で圧倒的なシェア エコジョーズへの切り替え進む
  圧倒的シェアのガス給湯器は、リモコンで、お湯の温度が調節出来たり、お湯張りもシャワーも不便なくすぐにお湯が出るので大変便利です。使用する湯量によって給湯能力の選択肢も豊富です。給湯器の寿命は10年と言われ、最近は、高効率のエコジョーズへの代替が進んでいるようです。電気に比べ初期投資は安く済みますがランニングコストは電気より高くなります。

電気式給湯器(主にエコキュート)オール電化で光熱費の削減
 オール電化のメリットは、深夜電力の利用による光熱費の削減です。ただ、設備費が比較的高額です。タンク式のため使用量を考慮したタンク容量が必要です。機器の設置スペースに余裕がある4人家族以上の戸建住宅向けではないでしょうか。

石油給湯器 大震災後は減少に歯止め 高効率なエコフィールへの切り替え
 現在は、昭和のオイルショック時のような極端な石油高騰が無くなり、ランニングコストが比較的安いためか、一定の買い替え需要があるようです。灯油タンクの設置が必要です。東日本大震災で、電気の使用に対して心理的な抑制が働いていることもあり、需要が持ち直し、見直されています。

再生エネルギー時代の給湯器とは ~脱化石燃料へ~
 省エネを売り物にしているエネファームは、増加傾向にあるとはいえ年間5万台に満たない状況。エコウィルは、補助金終了で減少の一途です。
 あの産油国の王子様が脱オイルマネーを目指し王族の資産を没収(!)という荒業を発動して世界中を驚かせました。化石燃料への依存が終焉を迎えるのは、間違いありません。
 再エネの主役は太陽光発電になるのは間違いないでしょう。市場の大半を占めるのは中国製のソーラーパネル。アメリカでもトランプ政権下で息を吹き返した石炭火力に対してコストで対抗できるソーラーパネルが登場するようです。世界中の機関投資家の巨額なマネーが太陽光発電に向かって流れ込んでいます。
 エンジン式のクルマも近い将来無くなりそうです。再エネ時代のエコ給湯器が市場を席巻することになるのでしょう