コラム

壁の厚さを利用した収納リフォーム

鈴木 元一朗(グランドコンパス)
壁の厚さを利用した収納リフォームイメージ画像

 収納不足、家を建てた時からすでにあったという方も多いのではないでしょうか年々、物が多くなり増々と大問題。

 断捨離ブームで不要なものを処分する、これが出来ないのが現実。お子さんの思い出ものは捨てられない。いつか使うだろうという日本人のもったいない精神、と自分を慰めてみても問題は一向に解決しない。

 収納量を増やすために費用の掛かる増築はできない。壁の厚みを利用して収納棚を増やしてみるのはどうでしょうか。本や雑貨を置く棚が増えますね。一番の特徴は奥行きが無いので浅型だということ。つまり収納しても全てが見える状態、見えないものが出来ないのでどこに仕舞ったか忘れない。すぐに取り出せる。見せたくないなら扉やカフェカーテンをつければ良い。

 キッチンでは食材のストックでこの特徴であれば賞味期限切れ食材を防ぐことができる。使いながら買い足していけばローリングストックと防災上も役立つ。
 ダイニングやリビングでは、文房具や新聞、雑誌、充電器具を置けば、誰もが使いやすく、「あれ、どこにある?」の会話も少なくなる。
 洗面室やトイレなら、芳香剤や観葉植物、タオル、買い置きコスメを置ける。
 玄関では、スリッパ掛けや愛犬のリードやベストを掛け。

 ゴルフ好きの方には、クラブを掛け、下収納に格納されたゴルフパター練習マットを仕込んでおけばすぐに練習、簡単に片づけができます。
 釣り好きの方には、釣り竿をかけ、リールやルアーを置くガラス棚。
 猫好きの方には、棚を引き出したらキャットヲォークが出来たら楽しい。
 照明を仕込んだら、背景の壁紙を装飾したら、何を飾ろうか、考えるだけで楽しい。
 壁の厚みを有効活用したリフォームは多額の費用がかからない。完成品を購入して壁にはめ込むDYIYはどうでしょうか。
 ただし、構造上大事な壁で筋交いが入っている壁などは注意が必要です。図面で確認するか、センサーを使用して確認しよう。特にツーバイフォー住宅は壁そのものが構造上重要で工作できないことがあるので要注意。