コラム

お風呂リフォーム

鈴木 元一朗(グランドコンパス)
お風呂リフォームイメージ画像

 お風呂好きですよね。寒い冬は肩まで湯船に浸かって心身を癒す。心までほぐれるようですね。
 でも我が家の浴室の壁は、年末の大掃除もしたんだけど、その甲斐もなくまたカビが生えてきた。
 毎日掃除しているに。毎日風呂上りにお水をかけて汚れを流しているはずなのに。がっかりするけれど、この繰り返しなのではないでしょうか?

 最新の研究によるとカビは熱に弱く50度以上で死滅する。奥深くまで進行したカビを退治するにはその部位まで50度になるようにお湯を掛けてあげれば良い。かなりの熱気になるので注意しながらやってみてはいかがでしょうか。ただし表面の黒いカビは死滅しているが黒い汚れは取れない。薬剤で洗い流すか、コーキングを打ち直すかして、あとは毎日風呂上りの最後に50度のお湯をかける。
 傷ついたパッキンや目地コーキングほどカビは定着しやすい。掃除をすればするほど傷がつき、カビの温床になるという悪循環。つまり掃除好きな方のお家の浴室ほどカビ汚れはひどくなる可能性が高い。なんともやり切れない話です。
 天井はフローリング掃除用の柄付きワイパーで、シートにアルコールを含ませ拭いてあげると除菌ができ、上からカビの胞子が降り注ぐことの予防につながる。

 またこの冬は洗面脱衣所やトイレの暖房リフォームをしてみてはいかがでしょうか。暖かいリビングから寒い空間に行き、さらには服を脱ぐ行為で、血管は収縮し血圧が上がる。湯船に浸かれば一転して、血管が拡張し血圧が下がる、血圧の上下はとても危険です。まるで庭に散水するときのホースのようで、ホースが劣化つまりは血管が老化していればいつ破れてもおかしくはない。
 湯船に浸かって「あー、極楽極楽」が現実になる、怖い話なのです。これがヒートショックで、意識を失い倒れた場所が湯船の中であれば溺死につながる。非常コールボタンも必要ですが。原因となる温度差を無くすことが必要。
 スペースに限りがあるので壁掛けの暖房器具で、風は体感温度を下げるので、遠赤外線方式がお勧めです。
 給湯機のリモコンで入浴者の見守り入退室や浴槽に浸かっている時間がわかる仕組みがある。ネットを介せば離れたご両親を見守ることもできる。

 展示場やショールームで実際の空間体験と設備見学をしてみましょう。見学するだけでも楽しいですよ。
 健康な入浴ができるリフォームの参考に。