コラム

お庭もリフォームを

鈴木 元一朗(グランドコンパス)
お庭もリフォームをイメージ画像

 家の中のリフォームだけではなく、お庭のリフォームも楽しんでもらえると良い。

 退職後に家にいる時間が長くなった際に、DIYで土いじりするのが意外に色々な発見につながるのではないだろうか。仕事ばかりで家のことなど振り返ることが少なかったのではないでしょうか。見える風景を季節ごとに感じるのもいいものだと思える。如何にお日様の下で土いじりが大変なことか。石ころの表情でほっこりしたり、鳥の来客に一喜一憂したり。
 夫婦で家庭菜園や草木のお手入れをして花や実のなる頃を心待ちにする時間も尊いものだと思うのも良い。心地よい疲労で熟睡できるでしょう。

 痛んできた門扉の補修やポストの開閉、水たまりのできる箇所に土や砂利の補充など 人間同じで次第に老朽化していくのであろうと、今までの生活を支えてきてくれたことに感謝をしながらメンテナンスリフォームもしたいものです。
 子や孫たちはいつ帰省するのだろうか、その時には玄関で、お庭でどんなお花を咲かせてお迎えしてあげようか。そこに気づくか気づかないかをひそかな楽しみにしたりするのは 想像力を掻き立て、頭の体操につながるかもしれない。とにかく楽しむことでエンジョイリフォームが良い。

 人生100年時代、まだまだお世話になるこの家。あと数十年のおつきあいをお願いしながら外回りのリフォームをしてみましょう。玄関先には手すりを設けたり、センサーライトをつけたり、ソーラー灯を配置したりして、転倒防止をし健康維持リフォーム。
 玄関先やお庭のベンチも木々や鳥や蝶々など自然とのふれあい時間を創出する休憩にはもってこいだし、ご近所さんとのこれからの会話のキッカケになってくれたらいい。コミュニケーションリフォーム。

 雨水タンクを設置して、お庭の水やりや戦車に雨水を活用する。災害時にはトイレに使用することもできる。レンガを積んでBBQ台の設置ができれば、夏の帰省の楽しみにもなるし、災害リフォームになる。
 そんなリフォーム時間を夫婦の共同作業時間にするのも、夫婦のメンテナンスリフォームなのかもしれません。どちらかが先に逝った後にと草木でメッセージを残しておくような終活リフォーム。

 リフォームは今あるものを使いやすいように、機能的に形を変えること以上に、心持ちを再度形作ることを言うのである。今ある時間を、力をリフォームに充ててみてはいかがでしょうか。